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明美ちゃん基金で小児用補助人工心臓寄贈 4例目

2022.12.17

産経新聞 令和4年12月17日配信

 国内外の心臓病の子供たちを救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)による小児用補助人工心臓「EXCOR(エクスコア)」の寄贈先となった国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)で16日、寄贈式が行われた。

基金によるエクスコアの寄贈は4施設目。寄贈式では、基金を代表して産経新聞厚生文化事業団の森脇睦郎専務理事が、「エクスコアで一人でも多くの命の橋渡しができればと考えている。今後も皆さまの期待に沿えるよう努力していきたい」と鈴木裕一理事長のメッセージを代読。同センターの五十嵐隆理事長は、「貴重な補助人工心臓装置を寄付いただくことは、私どもにとって大きな力、励みになる」と述べた。

同センターには現在、エクスコアを装着する2~11歳の小児患者が4人いる。笠原群生(むれお)病院長は「少しでも多くの患者が元気に外を走り回れるよう頑張っていきたい」と語った。笠原病院長からは、明美ちゃん基金へ感謝状が贈られた。

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