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(20)家族からのメッセージを紹介します

2023.9.22

先日娘が10歳の誕生日を迎えまして、今年も皆様からいただいた支援金でプレゼントを購入させていただきました。

ご支援下さった皆様に御礼を申し上げたく、メールさせていただきました。

 

コロナ禍が忍びより始めた2020年の1月に、それまで健康優良児だった娘の体調が急激に悪化し、2度の転院。

大阪の国立循環器病センターにて体外式人工補助心臓を付けていただいたおかげで一命を取り留める事ができました。

当初「1年前後」と予想していた移植待機は3年半を越えました。

 

紆余曲折ありながらも、何とか病院内で4度目の誕生日を無事に迎える事ができ、命を支えて下さる医療スタッフの皆様に感謝感謝の日々です。

共に移植待機をしていたお友達が、どんどん移植をして元気になって退院していくのを見ると、喜びもあり、寂しさもあり…。

娘から「すごくうらやましいし寂しいけど、いつか私も移植出来るからがんばろうって思うよ!」と励まされ、まだまだ幼いと思っていた娘の確かな成長を感じました。

 

長期の入院生活を支えるための出費はとてもかさむので、ちょうだいした支援金を生活費に回したいところではありますが、一部は娘の入院生活が少し楽しくなるものをとリクエストを聞いて、好きなキャラクターのミニチュアシリーズやリカちゃん、サプライズで入院中に好きになった鉱石のコレクションを購入しました。

今でも体外式人工補助心臓から延びる2メートルが生活範囲です。

元気になったら、恐竜博物館や水族館に加えて、鉱石博物館に行きたいという目標も増えました。

入学前に試し背負いをしただけの水色のランドセル。通学のために背負えるのは早くても5年生になってから。

滋賀の自宅でずっと出番を待っています。

いつかちゃんと背負って地元の小学校で「入学写真」が撮れる日が来ると信じてがんばろうと思います。

 

御支援下さった皆様、本当にありがとうございます。

心より感謝申し上げます。

 

 

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