家族の臓器提供は9割超が尊重するも、実際の意識表示は2割以下 世論調査で「乖離」判明
2026.6.1
産経新聞 令和8年5月30日配信

令和7年度の内閣府の世論調査によると、脳死や心停止で死亡と診断された際に、「自身の臓器を提供したい」との回答は42・5%に上った。また、「家族の臓器提供の意思を尊重する」と答えた人も92・1%に上っていたという。
ただ、臓器提供の「意思表示をしている」としたのは19・9%にとどまっていた。このうち臓器提供について、家族や親しい人と「話したことがある」としたのは9・7%で、10・2%は「話したことがない」とした。
自分が臓器移植を受けなければ死亡する状態になった場合の考えを尋ねる項目では、移植手術を受けたいと「思う」が53・9%。「思わない」は45・3%だった。
調査は7年に実施された。18歳以上を対象に郵送で行い、1515人から回答を得たという。